JA前橋市の野菜

きゅうり
産地の概要
JA前橋市は、平成5年3月に誕生した合併JAですが、『きゅうり』については旧JA木瀬・旧JA荒砥において昭和30年代前半より栽培が始められ、昭和40年代に各生産者が施設の建設を進め、栽培面積の拡大と共に昭和54年度に冬春きゅうりで国の野菜指定産地の指定を受け、現在JA前橋市の園芸基幹作物として当JA取扱高のトップを占める品目となっております。
また、平成10年度に赤城南麓きゅうり協議会に加入し、共販体制の確立と安定出荷に努め『美味しいこだわり野菜』としての銘柄産地の確立を目指してきました。
また、平成20年9月より群馬県統一規格きゅうり販売体制に加入し、さらに「安全・安心な美味しいきゅうり」をお届けできるように日々務めています

生産の取り組み
計画生産・計画出荷を基本に品種並びに作型の統一を実施し、農業改良普及センターや経済連等の関係機関の協力により土壌分析・施肥指導・定期的な栽培講習会・現地研修会等を実施し、栽培の安定や品質の向上を図っております。
今後はさらに関係指導機関の指導に加え、JA営農指導員による指導体制の充実を図り栽培技術の高位平準化による高品質きゅうりの安定生産に努めていきます。
出荷の取り組み
作型別の生産計画に基づいた出荷計画を立て、出荷先を重点市場に集約すべくロットの増加に努め、市場占有率の向上を図っております。
出荷数量については、当日の午後3時までに市場別出荷数量を確定し、FAX自動配信システムにより即時に各市場へ出荷数量の報告を送信しております。
現在、JA前橋市本所敷地内で野菜集配送センターが稼働し一元集荷多元販売を実施しておりますが、今後生産と販売を結びつけた情報システムを整備し、生産者からの出荷報告をより早めデータ先行型の市場取引を確立し、他産地に一歩先んじた販売戦略を樹立していきます。
ブロッコリー

産地の概要
桑園跡地における軽量化野菜の導入品目として、また、ねぎと輪作体系を組む品目として栽培が始まりました。現在では遊休農地対策とJA前橋市野菜振興計画に基づく、冬野菜の中心品目として作付拡大を図り、産地づくりに努めております。
生産の取り組み
生産者、JA職員等で定期的な巡回を実施し、作付状況の把握・時期別の収量を確保、また、重点市場への集約的な出荷に努めてまいります。
農協集荷センターでの検査体制(すべての品目について抜き取り検査を実施)を整備し、高品質出荷と規格の厳守に努めてまいります。
出荷の取り組み
JAの野菜育苗センターを活用し、高品質苗の安定供給を実施しており、また、良質な堆肥等の利用による健康な土づくりや、減農薬、減化学肥料栽培の取り組みによって、安全、安心な農産物の生産に努めております。
JA前橋市の元気野菜
きゅうり

管内全域で年間を通じて栽培されています。前橋市で生産量が一番多く管内を代表する野菜です。ツヤがあり、トゲがしっかりとあるものが新鮮なきゅうりとされています。年間出荷量は約7,050tです。

なす

管内全域で栽培されています。お漬け物から炒め物まで、どのような料理にもご利用できる野菜です。紫色のツヤがあり身のしまったものが良いと言われています。年間出荷量は約1,350tです。

えだまめ

榛名山東麓地域を中心に館内全域で栽培されています。風味ゆたかな品種を中心に栽培しておりますのでビールのおつまみには最適です。父の日のプレゼントに是非ご利用ください。年間出荷量は約230tです。

ほうれん草

赤城山南面地域、榛名山東麓地域を中心に栽培が盛んな品目です。冬の寒さを受けて甘みが増します。葉肉が厚いため、お浸しはもちろんですが炒め物にしても美味しくいただけます。年間出荷量は約600tです。

ねぎ

赤城山南面地域を中心に年間を通じて栽培されております。夏は薬味に、冬は鍋物に最適です。焼くと甘みが増すため、炒めても美味しくいただけます。年間出荷量は約1,850tです。

ブロッコリー

管内全域で栽培されています。つぼみがしっかりとしまったものが美味しいと言われています。茎は炒め物にすると甘みもあり美味しくいただけますので是非ご賞味ください。年間出荷量は約600tです。

ニガウリ

夏季を中心に管内全域で栽培されています。ビタミンCを多く含み、特有の苦みは胃の粘膜保護や食欲増進を促す作用があると言われています。年間出荷量は約230tです。

ズッキーニ

管内全域で年間を通じて栽培されています。煮物や炒め物等幅広い料理に適し、ビタミンやカロチンが豊富な野菜として知られています。年間出荷量は約510tです。
