JA北群渋川Kitagunshibukawa Japan Agricultural Co-operatives
  
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 夏に向かう季節は、日が暮れるのが遅いため、外で過ごす時間が長くなります。そんなとき、特に気をつけてほしいのが水分補給です。水分が不足すると脱水症状を起こします。ひどくなると意識がもうろうとして、生命にかかわってきます。
 「外へ出かけると、トイレが心配。だから水を飲むのを控えておこう。」という人がいますが、これは困りものです。水分が不足すると尿が濃くなり(濃い黄色になる)、かえってトイレが近くなるのです。そのため外出先でもこまめに水分を取ることが大切なのです。
 知人のAさんは先日、友人たちと温泉旅行に行きました。バス旅行でトイレが心配だったAさんは、あまり水分を取らないように心掛けていたそうです。宿に着いてからは、大好きな温泉に何度も入りました。また食事中は、ビールやお酒をたくさん飲んだといいます。
 ところが翌朝、Aさんは気分が悪くなって、救急車で近くの病院に運ばれてしまいました。脱水症状を起こしていたそうです。
 アルコールを分解するためには、水分を必要とするため、のどが渇きます。お風呂上りにはアルコールよりも、水かスポーツドリンクを飲むべきでした。
 元気になったAさんに、これからは一日あたり1.5Lほどの水分を取るよう心掛けてほしいこと、旅行や外出でトイレが心配なら、使い捨ての携帯トイレがあることをお話ししました。
 体に水分は必要です。高齢者が出かけるときには、水分を補給することを忘れないでほしいものです。トイレが心配なら、それをサポートするグッズもあるのですから。

                                    (高齢者生活研究所所長 JA全農福祉用具アドバイザー 浜田きよ子)

JA広報通信 平成20年6月号より転載


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