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 居室とトイレが離れているので困るとか、2階で寝ているので夜間はトイレまで行くのが大変という場合、ポータブルトイレが役立ちます。ポータブルトイレは、使い勝手の良い場所におけるのが大きな利点で、夜間ならベッドの脚元に置けば、すぐに排泄できます。最近は、いすにしか見えないようなものもあり、機能的にも様々なものが開発されています。

 先日、お母さんと同居している息子さんから、「母はポータブルトイレから立ち上がるときに転倒してしまい、それはもう大変でした。やはり、おむつをしないといけないのでしょうか?」との相談がありました。
 聞けば、量販店で軽くて安価なものを購入したとのこと。安定性もなければ高さの調節も出来ないので、それでは転倒するのも無理ありません。2階で寝ているお母さんは、ひざが悪いため立つのが大変。そんなお母さんにとって、軽くて座面の低いポータブルトイレは使いにくいのは当然といえます。
 そこで「安定性がよく、高さが調節でき、アームレスト(ひじ掛け)があるものを選んでいただかないと、使いにくいのは当たり前。ひじ掛けは跳ね上げられるものがいいですよ」と伝えました。

 ポータブルトイレは、介護保険制度を利用している方なら少ない負担で購入することも出来ます。まだまだ元気という方にも、体調が悪いときなど、あれば便利なものです。しかし、本当に便利なものにするためには、選び方が大切です。安易に購入すると、かえって問題が生じることもあります。その人に合ったものを選んでほしいですね。
                                      (高齢者生活研究所所長 JA全農福祉用具アドバイザー 浜田きよ子)
JA広報通信 平成18年10月号より転載


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