JA北群渋川Kitagunshibukawa Japan Agricultural Co-operatives
  
HOME > 介護ミニ知識 > 脱水に気をつけて



 高齢者の死亡原因の一つに、水分不足があります。水分が不足すると、血液の年度が高くなり、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞を引き起こす危険性が高くなるからです。夏に原因不明の37℃台の微熱が続き、ぐったりして元気のない高齢者のほとんどは、水分不足による脱水が原因です。
 では、なぜ高齢者は脱水になりやすいのでしょう。高齢になると、のどの渇きをキャッチする脳の機能が低下してくるため、体は水分不足の状態でものどの乾きを感じないこと、また排せつの心配から水分を取らないことが原因とされます。
 高齢者の水分不足に早く気づくには、どうしたらよいでしょうか。脱水になっているかどうか簡単に判断するには、脇の下に手を差し入れて湿気の有無を確かめてみるやり方があります。もともと皮膚の乾燥しがちな高齢者であっても、正常であれば、脇の下には湿り気があります。脇の下が乾燥していたら、脱水の症状が疑われます。
 脱水を起こさないようにするには、定時の水分補給を習慣にするとよいでしょう。具体的には、起床時、朝食時、午前10時、正午、午後3時、午後5時、夕食後、就寝前に各200CC(大きなコップ1杯)を補給します。
 液体を飲むとむせこんでしまう高齢者には、飲みやすいように市販の増粘剤でとろみをつけるとよいでしょう。また、お茶やスポーツ飲料をゼラチンで固めて「お茶ゼリー」などにして食後に食べるのもいいと思います。
 高齢者には、様々な理由から脱水を引き起こす危険があります。水分補給には十分気を配りましょう。
                                                                (管理栄養士 佐久間真理子)
JA広報通信 平成18年7月号より転載


戻る