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 高齢になると、ひざの痛みを訴える人が多いものです。ひざが痛くなる原因はいろいろありますが、お年寄りの最も多いのが「変形性ひざ関節症」です。これはひざの関節の軟骨がすり減る病気で、一種の老化現象といえます。
 
症状の特徴は、「ひざの痛み」と「ひざに水がたまる」ことです。初期のうちは朝起きて歩き出したときや、長い時間座っていた姿勢から立ち上がって歩き始めたとき、あるいは階段を下りるときなどに、痛みを感じます。ひざに水がたまると、ひざがはれてきたりします。
 ひどくなると、足をまっすぐに伸ばせなくなります。ひざの曲げ伸ばしが出来なくなったり、歩行や階段の上り下りも不自由になります。夜眠っていてもひざに負担がかかり、痛みで目を覚ますこともあります。

 このような症状であったら、早めに整形外科で見てもらうことをお薦めしますが、日常生活で痛みを取り除く方法を以下で紹介します。

 一つは、ひざを支える太ももの筋肉、大腿四頭筋を鍛えることです。年をとってこの筋肉が弱くなることが、ひざの負担を増し、痛みを起こすからです。 
 
やり方は、いすに腰掛けて、片方の足をひざがまっすぐになるまで水平に上げます。上げたまま10数えたら静かに下ろし、今度は反対の足で同様に行います。左右10回ずつ繰り返し、1日2回行います。
 
もう一つは、肥満がある人は減量することです。体重を1kg減らすと、ひざにかかる負担が3〜5Kg減ります。歩行中、方ひざには自分の体重の3〜4倍の負担がかかるといわれているので、減量は有効な手段となりえます。 
                               (佐久総合病院名誉委員長 松島松翠)
JA広報通信 平成19年2月号より転載



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